綾香

性奴調教編 陵辱の記憶

 今の綾香には正常な思考はできなかった。現在受けている恥辱を少しでもはやく終わらせたいとしか考えられなかった。下半身から拡がってくる脳を蕩かす痺れのせいで理性が乱されてしまう。
 「綾香は、数日前に処女を奪われてめちゃくちゃに犯されたというのに、エッチのことが忘れられないんだね? ああいう体験をするとエッチがきらいになる子が多いっていうけど、綾香は逆なんだ? 三日も放っておかれると、学校でオナニーしちゃうくらい淫乱なんだ?」
 そうではない、今こうしているのも嫌で嫌でたまらないのだ、と綾香は言いたかった。しかし、口には出せなかった。どう思っていようと自らを慰めてしまったことは事実なのだ。しかも今だって性器を嬲られ涎を溢れさせている。
 「脱がすよ・・・・」
 諒はそう言ってパンティに手をかけた。
 「・・・・だめ・・・・」
 口だけで弱弱しく抵抗する。

 ずる・・・

 秘部を覆う布がずり下ろされる。
 諒が割れ目をなぞっていたため、布がわずかに食い込み少しだけ抵抗した。しかし、恥肉に張り付いた布もすぐに剥がれ、糸を引く秘密の場所が露わになる。

 むわぁ・・・・

 閉じ込められていた臭気が開放される。わずかな空気の流れが濡れた性器を撫で、綾香はひんやりとした感覚を味わった。
 陰毛が薄く、どちらかというと中学生を思わせる控えめな陰唇から、わずかに肉ビラがはみだしている。全身の発育具合や敏感な反応とは正反対の性器だ。むしろ、他の部分の成長のしわ寄せが一点に集まり幼いままなのかもしれない。もっとも諒にとって比較対照の材料になるのはネット上の動画や画像だけだったが。
 「綺麗だ・・・・」
 諒が心底見惚れてつぶやいた。そして幼い性器から立ち上る淫らな淫臭を吸い込む。
 「やだ・・・・見ないで・・・・・」
 綾香は思わず括約筋に力をいれる。そんなことをしてもなんの意味もないのだが、内部を守ろうとする無意識の反応だった。

 にじゅ・・・・

 膣を締めたことにより、内部に溜まっていた淫汁が膣口から染み出してくる。その匂いが諒をさらに興奮させた。ごくりと唾を飲み込む。
 片手を離しズボンのベルトを緩めた。ジッパーを下ろすと、ようやく開放されたとでもいうかのようにブリーフが盛り上がった。

 ずるり・・・・

 諒は気を取り直してパンティをずり下げる。

 にち・・・・・

 股布とスリットの間に張った糸は、粘度が高いのかなかなか切れない。
 そのまま下着は曲げている膝のところまで下ろされた。
 「あぁ・・・・綾香・・・本当に綺麗だ・・・・それにこんなに濡れて・・・・」
 諒は舌を伸ばし、割れ目をぞろりと舐めあげ粘液を拭い取った。
 「ひゃうぅっ!」
 突然のぬめらかな刺激に綾香が声をあげる。
 「ふふふ、いい感度だね・・・・」
 諒は陰唇に指をあてがいぐいと左右に開いた。ピンク色の肉襞にふちどられた恥孔が姿を現す。
 「や・・・・そんな・・・拡げないで・・・・」
 「綾香のおまんこ・・・・丸見えだよ・・・・すごく濡れてる・・・・真ん中の孔から、透明な汁が溢れてる・・・・パンティの上からの愛撫で感じてたんだ? 一度オナニーでいってるというのに、綾香の性欲ってすごいんだね・・・」
 言葉で辱められると、綾香の膣はさらに涎を溢れさせた。愛液の分泌を抑えようとしているのか、膣孔がしきりにすぼまったり緩んだりを繰り返している。しかしその艶かしい動きは、思春期の少年の淫猥な欲望をいっそう高めるだけだった。
 「綾香のおまんこ・・・・こんなに綺麗なのに、もう処女じゃないんだね・・・・汚れた女なんだ・・・・ふふふ、もっとも処女を奪ったのは僕のペニスなんだけどね・・・・」

 「もういやぁ・・・・」
 諒は中指で淫孔にふれた。そしてゆっくりと挿入していく。
 「ひっ!・・・・あ・・・やだ・・・・」
 手のひら側を上に向けたファックサインが綾香を犯す。蠕動する膣肉が指に吸い付く。ぬめる膣は楽々と指を受け入れ、すぐに根元まで埋まった。諒は軽く引き出してからまた埋没させる。そして指を軽く曲げ、手首をひねるようにして内部をかき回した。
 「やめ・・・やめて・・・・」
 恥孔からぐちゃぐちゃという水音が漏れる。
 「濡れ濡れだよ・・・・感じているんだね・・・・」
 「そんな・・・ちが・・・・ひうっ!」
 すでに綾香の女芯には火がともっている。本人の意思とは裏腹に、身体のほうが勝手に反応してしまうのだ。
 「指一本じゃ足りないみたいだね・・・・待ってて・・・」
 諒は両手の人差し指を同時に挿入した。
 「奥のほうまで見せてもらうよ・・・・」

 にちゃぁ・・・・

 膣肉を押し開いた。
 「や・・・だ・・・・拡げないで・・・・見ちゃいや・・・・」
 自分でさえ見たことのない身体の中身を視姦され、綾香は激しい羞恥に襲われた。視線が突き刺さる・・・・まさに視線で貫かれるような感覚だった。涙が頬を伝ってこぼれおちる。しかしそれよりもたくさんの愛液が太腿を滴っていた。
 「いやらしすぎるよ、綾香の孔・・・・」
 諒はそういいながら二本の指で膣内をかきまわす。それは、綾香が始めて味わう複雑な動きだった。膣内のあちこちが不規則に刺激され、予想外の快感が押し寄せてくる。
 「ひ・・・や・・・やめ・・・・あんっ! そこ・・・そんなにしたら・・・ひゃうっ!」
 綾香は押し寄せてくる快感の波に必死に耐えた。足に力が入らず腰ががくがくと震える。
 「ふふふ、こっちも可愛がってあげよう」
 諒は片方の手を膣から引き抜き、粘液の糸を引かせたままもうひとつの孔を撫ぜる。
 「だ、ダメぇっ! そ、そこはっ!」
 禁断のすぼまりをぬめる指が這いずり回る。ゾクゾクとした刺激が綾香の背筋を這い登っていく。
 「いや・・・そこはいや・・・・だめなの・・・・」
 他の部分より若干黒ずんだ蕾に淫らな汁が塗りこまれていく。綾香は必死に括約筋を締め抵抗するが、膣内に挿入された指が弱点を刺激すると、固いすぼまりもふっと緩んでしまうのだった。
 「ふふふ、綾香のおしり・・・・味見させてもらうよ・・・・」
 「だめ・・・そんなとこだめよぉっ!」

 ぬろり・・・・

 「きゃうぅっ!」
 生暖かい軟体生物が恥肛を這いずりまわった。皺の一本一本を尖らせた舌先が辿り、平たくした舌の腹が菊の花全体を愛撫し、時折禁断の孔の内部に無理矢理押し入ろうとしてくる。
 「綾香はここも感じるんだね・・・・」
 諒は綾香の反応に気をよくし、いっそうねちっこく肛孔を攻め立てる。
 四つん這いの惨めな格好で、尻穴を嬲られながら愛液を溢れさせてしまう・・・・綾香は自分の反応が信じられず、身体に裏切られた気持ちだった。心でいくら感じまいと念じても、膣の奥からはさらなる愛撫をせがむ涎が溢れ出てしまう。そしてそのたびに身体の奥がかぁっと熱くなるのだった。
 諒の指と舌が弱点イ触れるたびに、反射的に身体が跳ね、愛するもの以外に決して知られてはならない性感のツボ教えてしまう。すると当然のごとく諒はそこを集中的に責めてくるのだ。
 下半身だけでなく、すべてが諒の前に露わになっていく・・・・綾香自信さえも知らない本性が剥き出しにされていく・・・・それは行き着く先の見えない恐怖だった。そして恐怖にはそれを補って余りある代償があった。
 性の悦び・・・・綾香の身体を捕らえているのはそれだった。

 「も、もうやめて・・・・そんなにしたら・・・ひあぅっ!」
 諒の指先がクリトリスの包皮を剥き、愛液をまとわりつかせた指で直に擦りあげる。
 「や、やだ・・・あんっ! だめ・・・・いや・・・やぁぁぁっ!」
 二つの孔と一番の弱点を激しく嬲られ、綾香は自分の下半身になにをされているのかもわからなかった。ただただ津波のような快楽がこみ上げてくる。そして、少しずつ積み上げられてきた快感の山も、いよいよ崩壊の時が近づいていた。
 肛門からは唾液を啜る音が、膣からは粘つく液体の立てる卑猥な汁音が漏れてくる。
 「やめ・・・もう・・・あくっ、い、いっちゃ・・・・」

 こり・・・・

 クリトリスがつままれた。それを契機に綾香の理性が一気に崩れ去る。

 「だめぇぇっ! きゃうっ! あぁぁぁぁっ!」

 絶頂の大波が綾香を飲み込む。その瞬間綾香は頭の中が真っ白になり、快楽だけを享受していた。
 「ふふふ、おしりの孔を弄られながらいっちゃったんだね・・・・最高だよ、綾香・・・・」
 しかし諒のその言葉も綾香の耳には届いていなかった。

 

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