綾香

性奴調教編 肛辱調教

 「ほら、お尻の孔だして。」
 「いやぁっ!」
 諒は綾香をうつ伏せに押し倒し、腰をつかんで持ち上げた。綾香はドッグスタイルで恥肛をさらけだす。
 『主』に性を捧げるポーズを取ったことで観念したのか、綾香の抵抗は収まった。いや、もともと抵抗など無意味なのだ。
 両の淫孔を捧げる格好は肉奴隷としての奉仕のポーズだと、すでに綾香の心身に刻み込まれている。抵抗心が残っていても、体は奴隷としての反応を示してしまう。割れ目から、恥臭を放つ雫が垂れ落ち、長い糸を引く。

 諒は汗ばんだ尻肉に手をかけ左右に開く。綾香に残った最後の自尊心を表すかのごとく、孔は固くすぼまっていた。が、諒が誘うように息を吹きかけると、すぐに緩み肛肉をせり出させた。
 赤い火照りは未だ消えず、ローションを纏いぬらぬらと照り光っている。

 「・・・いくよ・・・今度はペースを上げるからね・・・」

 にゅむる・・・

 小型パールが綾香の腸内に侵入してくる。
 「あふ・・・ひあぁ・・・・」
 すぐに大玉が肛門に押し当てられ、綾香は排泄時のように孔を広げた。

 にゅぐぅ・・・むにゅにゅにゅ・・・

 ある程度めり込んだところで肛門の力を抜いていく。

 ずにゅるんっ!

 半ばまで入ったパールを肛門が一息に吸い込む。
 「ひゃうぅ・・・」
 綾香の腰が震える。危険な悦楽が背筋を駆け上る。

 休む間もなく次のパールが押し当てられる。
 綾香の恥肛はひくひくとわななき、新たな獲物を取り込もうとする。
 先ほどの抵抗とは打って変わって、今は従順・・・いや貪欲とも言える蠢きでパールを飲み込んでいく。

 ず・・・にゅむるんっ!

 「ふあぁっ!」
 綾香はシーツを握り締めて快楽に耐える。
 わずかに残った理性が、この快楽に負けてはならぬと、込み上げる悦びを必死に抑える。

 にゅぐぅ・・・ずにゅるっ! ・・・・にゅむむぅ・・・にゅるんっ!

 「やぁ・・・ひぅっ! こ、こんなの・・・・あふぅっ!」
 次の玉、その次の玉もやすやすと淫肛に飲み込まれていった。

 しかし、腸内のパールが増えれば増えるほど、排泄の欲求も高まる。
 快とも不快とも言えぬ奇妙な感覚が、欲求不満のように綾香の下腹部に溜まっていく。

 じゅくん・・・

 子宮が疼き、恥汁を分泌する。綾香の中では排泄の快楽と肛辱の快楽が結びつきつつあった。
 そして、快楽が高まるほど、綾香の『女』は肉槍を求めて涎を溢れさせる。
 粘度の高い汁が膣口から溢れ、振り子のように揺れながらゆっくりとシーツに垂れ落ちていく。
 恥汁に含まれる濃厚な牝フェロモンが、周囲を満たしていく。
 その匂いは、綾香自身もはっきりと嗅ぎ取っていた。
 当然、男である諒は、もっとはっきりと淫臭を感じているだろう。
 この責めで綾香が快楽を得ていることは、完全に筒抜けなのだった。

 「ん・・・よし、全部入ったよ・・・」
 パールの挿入が終了する。綾香の恥肛は綺麗にすぼまり、パールの取っ手をぶらぶらと揺らしていた。
 「はぁ・・・はぁ・・・・く、苦しい・・・・は、はやく・・・抜いて・・・・」
 異物感が綾香を責める。
 「ん? 抜いて欲しいの? じゃあ一気にいこうか?」
 「そ、それは・・・だめ・・・・」
 さんざん辱められ、すでに何度もアナルでいかされてもなお、性具でのアナルアクメは避けたいらしい。綾香なりの「一線」なのだろう。自分一人でも手軽に行える変態行為・・・それに魅了されるのが恐ろしいのだ。

 「じゃ、ゆっくりがいいの?」
 「・・・・うん・・・」
 綾香は顔を突っ伏したまま頷いた。

 「本当は、綾香はお尻でいくのがいやなんでしょ。なら、こっちはどうかな?」
 諒は綾香の心の内をはっきりと指摘しながら、潤んだ淫裂を指で撫で上げた。
 「ひゃうぅっ!!」
 牝器官に刺激を受け、綾香は背を反らせて喘いだ。膣口が痙攣し、涎を溢れさせる。
 「ふふふ、どっちでいかされたいの? 好きなほうでいかせてあげるよ・・・
 諒はそう言うが、とても答えられる質問ではなかった。
 「ほら、どっちがいいの? えっちな玩具でお尻の孔をいじめられていきたいの? それともおまんこの奥を突かれていきたいの?」

 ぬち・・・ねちゅり・・・

 諒の指が膣に潜り込んでくる。飢えた肉筒は、獲物を逃がすまいと締め付ける。
 「あ・・・ん・・・・はふ・・・」

 にちゅにちゅ・・・ぬちゃぁ・・・ちゅくちゅく・・・・

 膣壁を擦られ、頭に桃色の靄がかかる。
 綾香としては、『正常な性交』である膣を選びたかった。女としての器官も『男』を欲している。しかし、いつ膣出しされるかわかったものではない。
 「・・・・お・・・おし・・・り・・・」
 消え入りそうな声で、綾香は言う。
 「えっ?お尻がいいの? 綾香はうんちする孔をおもちゃでいじめられていっちゃう子なんだ? ふふふ・・・お尻は癖になるっていうからね・・・綾香もすぐに変態の仲間入りだよ。よし。今日はお尻で十回はいかせてあげるよ。」
 「そ、そんなの・・・いやっ!」
 十度のアナルアクメ・・・パールで延々と尻を責められ、よがり狂い達し続ける光景を、綾香は想像した。自分の肉体が快楽に貪欲だということは、これまでの調教で身に染みてわかっている。
 諒は宣言どおり十回達するまで責め続けるだろう。泣いて懇願してもアナルを苛め続ける諒の姿が、綾香にははっきりと想像できた。そして、十回もいかされたら、諒の言うとおり癖に・・・アナルパールの虜になってしまうかもしれない。
 「十回なんて・・・無理よ・・・」
 「じゃ、おまんこでいく?」

 ぬぢゅり・・・ねりゅぅ〜・・・ぬちゅぬちゅ・・・

 諒はゆっくりと膣内をかき回しながら言う。

 「おまんこは・・・いや・・・膣出し・・・されるから・・・」
 「でもいきたいんでしょ? どっちか選ばないとずっとこのままだよ? ふふふ・・・膣出しはしないよ、約束する。」
 「う・・・うそ・・・きゃふぅっ!!」
 諒は包皮の上からクリをつまんだ。
 肛門が緩みそうになる。気を抜けば、一気にパールを排泄してしまうかもしれない。
 「くふふふ・・・おしりでいく? ・・・それともおまんこ? 膣出しはしないからね。本当だよ。くふふふ・・・・。」

 綾香の中では絶頂と排泄の欲求が渦を巻いて暴れ回り、もはやまともな思考は困難だった。
 「綾香はどっちが好き? おまんこ? おしり?」

 「・・・お・・・まん・・・・こ・・・」

 綾香の『女』の部分が、生殖行為を選んだ。
 しかし―――綾香が迎え入れるのは、ひとたび膣に潜り込めば、内部を汚し尽くすまで満足しない悪魔。
 待ち受けるは膣出しアクメの悪夢。
 何度となく繰り返された悲劇さえも、快楽の霞に隠され、今の綾香には目先の膣アクメを追い求めることしかできなかった。

 「ようし、じゃあおまんこを犯してあげるからね・・・ほら、自分でおまんこ開いて・・・おねだりして・・・」
 上半身をベッドに預け尻だけ突き出した格好で、綾香の両手が股間に伸びる。
 濡れそぼるスリットに指が添えられる。

 にちゅ・・・むにぃ・・・

 淫唇が開かれ、諒専用の孔が姿を現す。膣口がひくひくと蠢き男を誘い、内部に溜まった涎を溢れさせる。

 むわぁ・・・

 青き欲望の芳香が広がる。
 「お・・・おまんこ・・・犯して・・・ください・・・」

 諒は勃起したペニスをひとしごきする。包皮をたぐりおろし、艶やかな亀頭を露出させる。
 垂れる愛液を亀頭に絡め、割れ目に擦り付ける。

 にゅむ・・・にちゃぁ〜・・・ぬちゅ、にちぃ・・・

 「ひあっ! あふぅっ」
 粘膜同士の触れ合いだけで綾香は達しそうになる。
 亀頭を膣口に添え、諒はゆっくりと腰を押し進めた。

 にゅぐぅ・・・・にゅむるぅぅぅ〜・・・にぢゅぅ・・・

 卑猥な粘液音を立てながら、牡槍が淫肉を割り裂いていく。
 獲物の侵入を察知した膣は、急速に径を狭める。異物を排除したいわけではない。このほうが強い密着感を得られるからだ。
 処女のごとき締まりになるが、内部が濃い液汁で濡れそぼっているため、亀頭は苦も無く潜り込んで行く。

 「ひゃふぅ・・・あぁ・・・ひぁっ!!」

 女の悦びが膣から広がる。
 綾香は手を戻し、顔のそばでシーツを握りしめる。
 (あぁ・・・入ってくる・・・おまんこの中・・・擦られてる・・・ふあぁ・・・)
 みっちりと閉じた膣を割られることで、綾香は亀頭の侵入を感じ取っていた。
 快楽のカタチ―――綾香の脳裏に、何度もしゃぶりつき奉仕したエラの張り出しが、はっきりと浮かび上がる。
 それは、拒む綾香を屈服させ、弱点を次々と探り出し、隠れた肉欲を開発してきた、悪魔の淫蛇だった。
 (くふぅ・・・・奥まで・・・もう少し・・・)

 と、侵入は突然止まり、今度はゆっくりと後退していく。
 (あん・・・抜けちゃう・・・)

 にゅぢゅぅ〜・・・・

 獲物の逃亡を察知し、綾香の腰は知らず知らずのうちに後ろに動いていく。

 にゅぷ・・・・にゅむるぅ・・・

 諒が腰の後退を止めると、綾香の後退により再びペニスは淫孔へと埋没していった。
 自ら求めたことに対するご褒美を与えるかのように、諒の手は張り詰めた尻肉を揉んだ。

 にゅむむ・・・にぢゅ・・・

 しかし、柔肉をこねまわしていた手は、ペニスが最奥まで達する前に尻を押さえ込み、それ以上の侵入を阻止する。

 (ど・・・どうして最後まで・・・入れないの・・・・?)

 綾香の欲求不満は、心の中でますます重く渦巻く。腸内の異物感も相まって、快楽が苦しみとなっていた。
 しかし、そんな綾香を嘲るように、諒は焦らしながらの責めを続ける。
 小さな動きで、膣の中ほどから入り口付近を擦り上げる。

 ・・・きゅうぅ・・・・

 綾香の牝の部分が行動を開始した。相手がその気にならぬのならば、膣をうねらせて誘惑しようというのだ。
 膣が脈動しペニスに絡みつく。

 「おほぉっ、くぅ・・・・いいよ、綾香・・・」

 依然として最奥までは届かず小刻みなピストンが続くが、ペニスの挿入量は少しずつ深くなっていく。
 「あんっ・・・はぁはぁ・・・ひうっ・・・・ひゃうんっ!」
 綾香の喘ぎも大きくなってくる。 体はじっとりと汗ばみ、濃厚な牝フェロモンを放つ。
 その臭いに誘われるように諒の鼻息も荒くなる。
 赤く火照った尻肉に指を食い込ませ、円を描くように揉み上げる。

 「ふぅ、ふぅ・・・綾香のおまんこ、いやらしいよ・・・・そろそろ一番奥まで犯してあげるからね・・・」
 諒の指が尻肉に食い込みがっちりとホールドする。
 ペニスが入り口付近まで抜け出る。
 (あん・・・・おまんこの奥・・・・来るっ!)
 綾香は膣を思い切り締め上げた。男を拒むかのごとき勢いだが、こうすることで快楽が増すことを知っているのだ。無理矢理押し開かれ最奥を抉られる快楽を・・・。

 「そうらっ!!」

 ぢゅにゅるぅっ!!!

 肉の楔が綾香を貫く。

 「きゃひぃっ!!!」

 『女』を穿たれ、綾香はひときわ高い声をあげた。手足は突っ張り、体を大きくのけぞらせている。
 アクメには達しないものの、恍惚感が胸を満たす。
 「くふふふ・・・まだまだだよ、本番はこれからだから・・・」

 にゅぢゅ、ずりゅ、にぢゅ、にゅぷるっ!

 諒は淫汁を飛び散らせながら膣をえぐる。
 飢えた膣肉が、お返しとばかりに、猛り狂う『主』にねっとりと纏りつき、『愛』を塗りこむ。濃厚な愛で奉仕すれば、それを上回るほどの見返りがあると、女の肉体は知っているのだ。

 「あんっ! きゃうっ! やぁ・・・あひぃっ!! やぁ・・・も、もう・・・許して、許してぇっ! ひうっ!」
 快楽のあまり許しを乞うてしまう。そうしなければ、いかせてもらえないと思っているかのように。
 すでに散々責められ焦らされていた綾香は、快楽のボルテージがあっという間に限界点まで上昇する。
 諒も、膣のわななきでそれを感じ取っていた。
 「くふふふ・・・やっぱり、せっかくだからおしりでいこうか・・・・」
 諒は動きを緩め、恥肛からはみ出したパールの取っ手を軽く引く。
 「だ、だめぇっ!!」
 「これでいったら、綾香は変態さんだね・・・・」
 パールが抜けない程度の力で数回引き、肛門に刺激を与えてやる。
 「いやぁ・・・でちゃう・・・出ちゃうからぁっ! 見ないでぇっ!」
 腸内は綺麗に洗浄されているのだが、綾香は排便でも見られるかのように嫌がった。綾香の気分からすれば、まさに排便手前の感覚なのだろう。溜まりに溜まった欲求のせいで混乱しているのかもしれない。

 にゅぢゅ、にゅぢゅっ、ずりゅぅっ!

 肛門責めのプレッシャーをかけつつも、諒は膣を貪る。
 パールを引くと抵抗するかのように括約筋が締まり、膣の締め付けも強くなる。
 まるで締まりを調整できるオナニー・ホールのようだ。

 「くふぅ・・・・僕もいきそうだよ・・・膣出しはしないと約束したけど・・・・ふふふ・・・もし綾香がいって・・・はぅぅ・・・お、おまんこを強く締め付けたりしたら、・・・ぼ、僕もいっちゃうよ? それは・・・あ、綾香のせいだからね?」
 諒もすでに限界なのだが、主のプライドだけで射精を堪えていた。諒にとってのアクメの引き金は、膣の締まりよりも綾香を堕とす勝利感なのだ。

 「や、やめてっ! 膣は・・・膣はだめぇっ!」
 膣と肛門、綾香は両方の恥部に危険を感じていた。しかし膣出しと排泄発作の恐怖から括約筋を締める行為が、膣内の牡器官にさらなる快楽を与える。
 「おふぅ〜・・・くふぅ・・・・じゃ・・・お尻の・・・ぬ、抜くからね・・・これを我慢できたら、しゃ、射精はお尻にしてあげるから・・・・ふぅ〜、ふぅ〜・・・」
 限界がはっきりとわかるほどに諒の呼吸は荒くなっている。

 「いやぁっ! いっちゃうから・・・・あんっ! おしりいっちゃうからだめよぉっ!! ひゃうぅっ!」
 綾香は自分の敗北を感じ取り、泣きじゃくりながら叫んだ。
 「が、我慢すればいいんだよ・・・くふぅ・・・くふぅ・・・いくよ・・・ぬ、抜くよぉ〜っ!」

 取っ手が引かれ、肛門が大きくせり出す。

 「だめぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

 にゅぷるんっ!

 ひとつ目の大玉が飛び出した。

 「きゃうんっ!!」

 恥肛から悦びの波が広がる。
 アクメを必死に押さえ込む。

 (ほ・・・ほんとに・・・・いっちゃう・・・)
 こみあげる危険な快楽に、綾香は身を震わせた。
 尻を主人に捧げたポーズで聖域に肉槍を突き立てられ、綾香はシーツを精一杯握りしめ襲い来る悦楽に耐えるのだった。

 

 

 

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