綾香

性奴調教編 羞恥調教

恥肉の下ごしらえ

 


日曜日、朝。

「ふぅ・・・」
綾香は吐息を漏らしながらトイレを出た。
僅かに顔が火照り、息が荒い。
手には空の洗面器。その中には、長い管のついた卵大のポンプ・・・腸内洗浄器具だ。
風呂場とトイレを二往復し、腸内洗浄を終えたところだった。


浴室に洗面器を戻し、自室に帰る。
そして今度は、ボトル入りのローションと、注射器型の器具を手に取った。
指ほどの太さの器具は、先端に針はなく、筒本体の先端が滑らかに丸まっている。
ローション注入用のシリンジだ。
綾香はボトルの蓋を開け、シリンジでローションを吸い上げる。
そして、ベッドの前に姿見を置いた。
パンティを脱ぎ、ベッドに腰掛け・・・鏡に向かって股を開く。

(すごい・・・格好・・・)
無毛の割れ目、そこからはみ出た桜色の花びら、その下には僅かに色素の沈着した窄まり・・・危険な部位全てが丸見えだった。
窄まりは、先ほどの洗浄行為の影響で、微かに充血し赤くなっている。
恥部の上に見えるのは、己の顔。
顔と淫部を同時に目にすることで、おぞましくいやらしい部分が自分のものだと、否応なく認識させられる。

(いつも・・・こんな格好を見られているの・・・?)
羞恥に顔が火照る。
綾香は鏡から目を逸らし、ボトルを手に取った。
そして指先にローションを垂らす。
軽く指に馴染ませてから、再び鏡に目をやり、窄まりに塗りつけた。

ぬりゅ・・・ぬるるぅ〜〜・・・ねちゅ・・・

入り口によく馴染ませてから、軽く指を挿入する。
「ん・・・はぁ・・・」
きつい窄まりに強引に指を捻じ込むと、孔から甘い痺れが広がった。
と、すぐに指を抜き、今度はシリンジを手に取る。

つぷ・・・ぬるぅぅぅ〜〜・・・・

3センチほど挿入したところで、中身を注入する。
「・・・あ・・・あぁ・・・」
ひんやりとしたローションが腸内に広がる。
この後の作業を考えると、なるべくたっぷり注入しておきたいが・・・あまり多くても『漏れて』しまう。
綾香はシリンジを引き抜き、別の器具を手に取った。
・・・大玉と小玉が交互に連なったスティック・・・アナルパールだ。
形状はシンプルなのに、綾香の目には禍々しく映る・・・・これによって、綾香の尻孔は、『開発』されてしまったのだ。

綾香は、パールにもローションを塗る。
そしてその先端を、恥肛に押し当てた。

にゅむ・・・にゅるん・・・

先端側のパール数個は径が小さいため、簡単に潜り込んでいく。
・・・が・・・直径2センチほどの大玉が現れると、そこでつっかえた。

「ん・・くふっ・・・」
尻孔の力を抜き、強引に押し込んでいく。

にゅぐぐぐ・・・むりゅんっ!

「ひうっ!」

固い窄まりをこじ開け、大玉が腸内に飛び込む。
綾香は一息ついた。大玉の次には隙間なく小玉があるため、尻孔は小玉のサイズ分だけ開いたままだ。
まるで排泄途中のような、奇妙な気分を綾香は味わっていた。

そして再び玉を押し込んでいく。

(ん・・・あふっ・・・なんで・・・こんなこと・・・はぁう・・・)
鏡の前で股をM字に開き、己の手で尻の孔に淫具を捻じ込んでいく・・・まさか自分がこんなことをする羽目になるとは、綾香は思ってもいなかった。
だが、主の『命令』には逆らえないのだ。


「くふ・・・あと・・・ひとつ・・・」

むにゅるんっ!

苦労して全ての玉を押し込むと、ようやく尻孔は窄まった。
輪のついた取っ手が出ているのみだ。
綾香は深く溜息をつく。
腸内に違和感はあるが、全部飲み込んでしまえば、思ったほどつらくはない。
この淫具は、入れるとき、そして引き抜くときが危ないのだ。


しばしの休憩の後、今度は別の器具を手に取る。
リモコン式のローターだった。
電源を入れると、縦長の楕円形をした淫具はぶるぶると震え始めた。
電池は充分のようだ。
一旦電源を切り、手を割れ目に持っていった。

ぬる・・・にちゅ・・・・

(やだ・・・濡れてる・・・・)
中指を膣に挿入し軽く掻き回してみると・・・想像以上に内部は熱く蕩けていた。
(おしり・・・弄ってたから・・・・)
膣の潤いを自覚すると、途端に体が熱くなってくる。

(一度、楽になっておかないと・・・)
綾香はローターを手にし、スイッチを入れた。
振動する淫具を、包皮を被ったクリトリスに近づける。

「・・・ひゃうっ!」
淫具がクリトリスを震わせると、綾香は悲鳴をあげて背を反らせた。

ローターで数回クリをつつき・・・ぎゅっと押し当てる。
「きゃうんっ! あっ、あっ、あぁっ!」
指や舌とは違う刺激。
綾香は押し当てる強さや角度を変え、淫核を苛める。
「あふっ! ・・・ひうぅぅぅ・・・あんっ!」

だが・・・開発された肉体は、クリだけの刺激では満足できないようだ。
空いた手を割れ目に持っていき、指を二本膣に捻じ込む。
ぬちゃぬちゃと卑猥な音を立てて掻き回す。
クリの皮をしっかりと剥き上げ、愛液を塗りたくってからローターで責める。
「あっ、あっあっあっ・・・すごい・・・よぉ・・・あんっ!」

クリ責めをやめ、今度は膣にローターを挿入する。
Gスポットあたりまで押し込んでから、両手を使ってクリを嬲り始める。

「はぁん・・・すごく・・・エッチなことしてる・・・あんっ!」
綾香の目は、鏡に釘付けだった。
自分と同じ顔を持った女が、はしたなく股を開き、恥部を弄っている。

「ん・・・はうっ! ・・・は、はやく・・・いかないと・・・ひゃうんっ!」
綾香はスマートフォンを手に取る。
そして、『秘密の動画』を再生した。


少年と少女が、喘ぎ声を上げながら絡み合う。
少年が何かを呻くと、突如少女が叫び声を上げ、激しく抵抗する。
その後、二人の嬌声。
絡み合ったまましばらく痙攣した後、ペニスが抜かれ女性器のアップになり、逆流する白濁が映し出される。
その年齢のカップルがしてはならぬ、避妊無しのセックス。
逆流シーンが数秒流れると、再び同じような膣出し動画に切り替わる。禁断の行為は延々と繰り返されていく。
それは、諒と綾香の姿だった。

「んっ・・・ひどい・・・こんなに・・・犯されて・・・ひゃうっ! 膣出しされて・・・あんっ!」
諒が編集し、強制的に綾香に持たせている動画だった。
綾香にとって、恥辱でしかありえなかったが・・・それでも、体の疼きを『処理』したいときには見てしまう。
屈辱と敗北感が、心を高みに押し上げていくのだ。

赦しの懇願。拒否の悲鳴。
それにも関わらず、膣出しに次ぐ膣出し。
諒の腰がびくんと震えるたびに、綾香のアクメの喘ぎが轟く。
(ひうっ・・・こんなの・・・こんなの・・・あんっ!)
己の絶叫を聞くたびに、屈辱が甦る。

くりゅくりゅ、にゅち、にゅくにゅくにゅく・・・

クリトリスを乱暴に捏ねあげる。
スマホをベッドに置き、空いた手を尻に回す。

もうすぐ綾香の『お気に入り』シーンだ。
調教初期の動画・・・本気で嫌がる綾香を、二台のカメラで股間側と横側から撮影し、並べて編集してある。

横側からの動画には、重なり合う二人の姿。悦びに歪んだ諒の顔と、泣きじゃくる綾香の顔。
動画の中の諒は、動作もセリフも現在ほど余裕がなかった。
溢れんばかりの性欲を、ストレートに現している。
それに対し綾香は、泣き叫んで必死に抵抗している。
完全な『レイプ』だった。

(んっ! ・・・犯されてる・・・レイプされてる・・・はうんっ! もうすぐ・・・出されちゃうっ!)
クリを弄りながら、アナルパールの取っ手を軽く引く。
孔に圧力がかかると・・・異物を排出しようと発作が起きる。
それを必死に押しとどめ、孔を締め上げる。

と、動画の中の諒の顔からにやにや笑いが消え、顔を真っ赤に染め、眉をひそめ、鼻を膨らましはじめた。
(あぁ・・だめ・・・だめよ・・・きゃうんっ!)

『くほおぉぉぉ・・・あ、綾香・・・いいよね・・・? 膣に出して・・・いいよねっ? むおぉぉっ!』
『いやぁぁぁぁっ! 膣はだめぇぇぇぇぇっ!』
身を捩って暴れる綾香。諒はそれを完全に押さえ込む。華奢でひ弱な体からは想像もできぬ押さえ込みだ。
股間側の映像では、諒の睾丸が急速にせり上がっている。
腰だけが凄まじい速度で跳ね、たくましく勃起したペニスが淫汁を振りまきながら出入りする。
そして・・・

『むおぅっ! いくぅっ!』
諒の雄叫び。

(汚されちゃうっ!)
綾香は取っ手をもつ指に力を入れた。

にゅぷにゅぷにゅぷにゅぷにゅぷっ!

ローションを纏ったパールが、一気に引きずり出される。
めくるめく開放感が、綾香の恥肛を襲う。
「ひゃうぅぅぅぅぅぅっ! いっちゃうぅぅぅぅぅっ!」
動画の中の綾香と現実の綾香は、同時に果てた。

周期的に痙攣する諒の尻、悦楽の喘ぎ。
綾香の腰は嫌がるようにくねるが・・・射精発作の度に、諒は最奥までしっかりと挿入する。
諒の顔は情けなく歪んでいるが、腰の動きからは、膣奥まで徹底的に汚しぬく強い意思が伝わってくる。


「・・・いっちゃった・・・。あんっ・・・こんな・・・動画見て・・・ひうっ!」
アクメ後も、クリを弄り続ける。
動画の中の綾香と違い、『最も深い部分』に衝撃を受けなかったのだ。
今の綾香にとって、そこへの衝撃のみが、満足いくアクメを生み出すのだ。

しつこく射精を続ける諒を見ながら、綾香はクリを嬲る。
動画の綾香は、最初は激しく抵抗していたものの、女の中心を打たれ続けると絶望感に気力を失い、今はなすがままになっている。

『くふふふ・・・綾香は僕専用の精液便所なんだよ・・・。これからも毎日性処理を頼むよ。毎日膣出し中毒になるまで毎日射精してあげるからね・・・』
勝ち誇った顔で諒が呟き続ける。

「あんっ・・・・膣出し中毒なんて・・・なってないし・・・ひうっ! オナニーで・・・充分だから・・・あんっ!」
心と体の物足りなさを誤魔化すかのように、綾香は呟いた。



アクメが引くと、綾香は再びパールを尻孔に捻じ込んだ。
愛液で汚れた股間をウェットティッシュで綺麗に拭き取り、自慰の痕跡を消す。
そして身嗜みを整え、軽く化粧をした。

今日は・・・『デート』なのだ。
膣にローター、尻にパール、ミニスカートにノーパンというのが、諒の指示だった。
綾香は不安を抱えながら、家を出た。


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