綾香は小林家のインターホンを押す。 少し待つと、扉の奥からかすかな足音が迫ってきた。 扉が開き、隙間から諒の顔がのぞく。諒は綾香の顔を確認すると、にやりと笑ってチェーンロックをはずした。 「ふふふ・・・よく来たね、綾香・・・」 そう言って諒は綾香は抱き寄せた。綾香はかすかに抵抗し顔を背けるが、諒は無理矢理唇を奪う。 ちゅ・・・くちゅ・・・ぬぢゅり・・・ 諒の舌が綾香の口内に潜り込み、内部を探る。綾香の舌は最初奥に引っ込んでいたが、執拗に舐めあげられると観念したかのように蠢き始めた ぬちゃ・・・にゅりゅりゅ・・・ぢゅりゅぅぅ・・・ 二人はお互いの舌を貪りあった。 綾香も、最初は拒んでいたものの、ねっとりとした動きで諒の舌に絡んでいく。 唾液が攪拌され、泡立った雫が口の端から垂れていく。 「ちゅ・・・ぷは・・・今日はね、母さんの帰りが遅いんだ。夜遅くなるんだって。たっぷり愛し合えるよ・・・」 諒はにやにやと笑いながら言った。 (まだ・・・昼前なのに・・・・) 綾香はこれから繰り広げられる陵辱の宴を想像し、身を震わせた。 ねちねちとした責めと、人間の尊厳を踏みにじられるような恥辱を何時間も受けねばならないのだ。 ・・・きゅん・・・ 綾香の体奥でなにかが疼く。 と、再び綾香の体は抱き寄せられた。 「あ・・・いや・・・・」 諒の手がスカートの中に潜り込み、尻側からパンティ越しに秘所をまさぐる。 「ふともも、じっとりと汗ばんでるね・・・」 そういって諒は下半身を押し付けてきた。 (・・・もう・・・固くなってる・・・) 服越しにもはっきりと勃起が感じ取れた。 ・・・じゅくり・・・ 綾香の意思とは裏腹に『女』が欲望を滲み出させる。 諒の指がパンティの内側に侵入してきた。 (あ・・・だめ・・・) 指先が割れ目を撫で、膣口を探る。 ・・・・ぬちゅり・・・ 「・・・んっ・・・いや・・・・」 綾香は呻いた。 「くふふふ・・・綾香の中、熱く蕩けてるね・・・・」 (やだ・・・濡れ・・・ちゃってる・・・) くちゅ・・・ぢゅにゅるぅ・・・にちゃぁ・・・ 諒の指が膣内をかきまわす。 (ひぅっ・・・・や、やめて・・・) 綾香は必死に喘ぎを抑える。感じてるのはすでにバレているのだが、声を出してしまうと愛撫をせがんでいるように思われるかもしれないと考えたのだ。 「ふふふ、こんなになってるよ・・・」 諒は手を引き抜き、指先に絡みつく粘液を見せ付けた。 指を擦り合わせ、音を立てながら糸を引かせて見せる。 綾香は黙ったままうつむいた。 「綾香の体も、だいぶ調教ができてきたみたいだね・・・」 そう言って淫汁を綾香の鼻の下になすりつけた。 (・・・この匂い・・・いや・・・) 女の体が男を求めている証なのだ。しかし綾香はそれを認めたくなかった。 しかし、この匂いを嗅ぐと肉体が否応なしに性を求め始める。 じゅん・・・じゅくり・・・ 熱いものが膣洞を通る。 「ふふふ、もっともっと開発してあげるからね・・・」 諒は綾香の肩を抱き自室に向かった。 綾香は服を剥ぎ取られ、ソックスのみ身に着けた姿になった。 諒はすべての衣服を脱ぎ捨て生まれたままの姿になっている。股間には、肉槍が屹立していた。しかし、包皮はほとんどかぶったままで、先端のみわずかに亀頭が露出している。サイズさえもう少し小さければ、子供のペニスのようだ。しかし綾香は、包皮を剥けばエラを高く反り返らせたグロテスクな『男』になることを知っていた。女を貫く凶器・・・これで何度も屈服させられたのだ。 「今日はじっくり愛してあげるからね・・・」 そう言ってベッドにうつ伏せに寝かされた。背後から諒が覆いかぶさり、首筋や肩を撫でる。そして触れるか触れないかくらいのソフトタッチで舌を這わせる。 (あっ・・・) 思いがけぬ優しげな愛撫に、綾香の体にゾクゾクとした甘い快感が走った。 諒は焦らすようにゆっくりと背筋に舌を這わせていく。 手のほうもゆっくり動き、くすぐったさと快感の中間のような刺激を与える。 (やだ・・こんなふうに触られたら・・・・) 綾香は膣口をきゅっと締めた。膣洞に満ちる淫汁を溢れさせシーツに染みをつけまいと思ったのだ。 (いつもは・・・・クリトリスとか・・・感じるところばっかり責めるのに・・・) 度重なる陵辱で、クリや膣、乳首などで感じてしまうのは仕方ないと綾香は思っていた。それが女の体なのだ。 しかし、背中やわき腹など、性感帯だと認識していないところを愛撫されて感じるのは、綾香にとって屈辱だった。はっきりとは認識していないが、「このままでは触れられるだけで諒を求めてしまうかもしれない」という危機感をうっすらと悟っているのだ。 そして、時折尻やふとももに当たる固いモノに、肉体が反応してしまう。だが剛直した肉槍は一向に襲い掛かってこず、綾香の体奥にはモヤモヤとした欲求不満の塊が溜まっていく。 全身がじっとりと汗ばむ。いつしか、口元からは熱い吐息が漏れていた。 じゅくん・・・とろぉ・・・ (やだ・・・溢れちゃう・・・・) ソフトな愛撫で綾香の膣は潤みきっていた。膣口を締めようとひくつかせると、熱い淫汁が零れ出すのを感じた。 綾香は淫汁がシーツに垂れ落ちないよう、腿をきつく閉る。 しかし、諒の愛撫を受けるたびに、力が緩んでしまう。 ソフトな責めがせつなさを少しずつ積み上げていき、性的欲求不満として子宮に溜まっていく。 れろぉ・・・・とろ・・・・にゅるる・・・ 諒は綾香の背中に唾液を垂らし、舌先で曲がりくねった道を描いていく。手は触れるか触れないかくらいの強さでわき腹を撫で続けている。 諒の舌は少しずつ下がっていき、ようやく尻の割れ目の始点に達した。 と、今度は乳房を揉むかように諒の手が尻肉をこね回す。 むにゅ・・・もみゅ・・・もにゅ・・・ こねていた手が止まると、次は舌が渦巻きを描きながら唾液を塗りつけ、かと思うと柔肉を吸引され舌でねぶられる。 そして・・・ ・・・むにぃ・・・・ 尻肉が大きく左右に開かれた。 「ひっ・・・」 綾香は小さく呻く。 (やだ・・・おしりの穴・・・見られてる・・・) これまでも何度も見られているのだが、それでもそこを観察されるのは恥ずかしいのだ。 しかも尻を割っただけで諒は何もしてこない。じっくりと観察しているのだろう。 綾香は腿を強く閉じる。しかし、肛門の露出状況は変わらない。今度はアナルに力を入れ、少しでも恥部を隠そうとする。 「ふふふ、綾香のおしりの穴、かわいいよ・・・」 諒は肛門の収縮を見ながら言った。そして軽く息をふきかける。 「ひぅっ! ・・・そんなに・・・見ないで・・・・」 綾香の羞恥の言葉を聞くと、諒は満足したかのように笑みを浮かべ、舌を伸ばした。 しかし、直接菊花には向かわず、尻の割れ目の始点に舌を置いた。そして、ゆっくりゆっくりと下ろしていく。 「 あっ・・・あぁ・・・」 ゾクゾクとした悦楽が綾香の体を駆け巡る。舌は少し下がったらまた上がり、再び菊花に向かって進んでいく。 れろ・・・・ぬりゅぅ〜・・・れるる・・・・にちゅぅ〜・・・ 恥肛まであと二センチというところまで舌が近づいた。 (あん・・・・舐められちゃう・・・・おしりの・・・孔・・・・) 綾香の胸は高鳴り、膣洞を熱い淫汁が満たす。 と今度は舌は横にそれ、尻肉の壁面に唾液を塗りつけていく。 (・・・? 舐め・・・ないの・・・?) 左右の壁をべとべとにすると、今度は蟻の門渡りに舌を這わせる。 (・・・・おまんこ・・・なの・・・?) 肛門をそれた下は膣のほうに向かう。が、性器にたどり着く前に方向転換し、恥肛に引き返していく。 ぬるぅ〜・・・・ねりゅぅ〜・・・・ しかし肛門手前でまた向きを転じてしまう。諒の舌は蟻の門渡りを執拗に責め続けた。 (どうして・・・そんなところばかり・・・) 綾香はモジモジと腰を動かした。しかし諒の舌が期待の中心部に触れることはなかった。 綾香は思わず尻の力を緩めた。すぼまっていた肛門が開く。すると、諒は素早く尻肉を掴みなおし、グッと広げた。 普段は外気に触れないピンク色の粘膜があらわになる。 じゅる・・・ぴちゃ・・・ 「ひぁっ!」 恥肛に生暖かい液体が触れた。 ぬちゅり・・・ちゅく・・・ 敏感な粘膜に舌先が触れ、唾液を塗り伸ばす。 「あ・・・やあぁ・・・ひゃふぅ・・・」 待ちに待った刺激を受け、綾香は喘ぐ。まるでクリを責められたかのように反応した。さんざん焦らされていたので、敏感になっていたのだ。 (やんっ! おしりの孔・・・舐められてる・・・・) いきなりの責めに驚き肛孔は急速にすぼまったが、またすぐに緩みピンクの柔肉を露出させた。 ねろり・・・ぬりゅりゅぅ・・・ 今度は中心を責めず、わずかに色素の沈着した部分が舐められる。それでも他と比べて遥かに敏感な部分だ。綾香の口から押し殺した喘ぎが漏れる。 ちゅく・・・ぷちゃ・・・ぬりゅぅぅ〜 諒は唾液を大量に垂らし、アナル周辺に塗りこんでいく。肛門の皺一本一本を辿るように舌を蠢かす。 綾香の肛門は呼吸でもするかのようにひくついた。固く閉じていた腿もいつしか開き、シーツには愛液の染みができている。 諒の舌はくるくると回るように恥肛周辺を這いずり回り、柔肉の露出が大きくなるのを待ってから中心に責め入る。 尖らせた舌先が孔の奥へとえぐりこんでいく。 「きゃふぅっ! はぁぁ・・・ひぁっ!」 綾香は面白いように反応した。 (やだ・・・おしり・・・感じちゃう・・・あんなところで・・・感じるなんて・・・) 禁断の快感が綾香を虜にしていく。 綾香の頬は真っ赤に上気し、口からは淫らな吐息が漏れる。 執拗な愛撫で綾香の肛門はふやけ、熱を帯びた粘膜はますます感度が上がっていった。 (おしりの孔の中・・・舐められてる・・・) 諒は尻の割れ目に顔を埋め、二つの肉丘をねっとりと揉みしだいた。熱を帯びた尻肉はじっとりと汗ばみ、揉まれるほどにフェロモンの蒸気を立ち上らせる。 「ふふふ、だいぶ感じてるようだね・・・こういうのはどう?」 諒はそう言って、それまで舌だけで行っていた肛肉責めに指を加えた。 「あふぅ・・・やんっ! ひゃうぅっ!」 複数の刺激が肛門周囲を襲う。唾液をたっぷりとまとった指は、まるで舌のような触感だった。蟻の門渡り、肛門周辺、そして禁断の菊花中心と、軟体生物が複数の箇所を一度に責める。 「やだ・・・そんなっ・・・・はぁんっ」 綾香は腰を振り悶える。肛肉を精一杯せり出させ、快楽を求める。膣口からは大量の愛液がじゅくじゅくと溢れ、シーツの染みを広げていた。 しかし、それでも今の綾香はアナルのみの刺激で達することはできなかった。もどかしさとせつなさがはちきれんばかりに膨れ上がっていく。 (・・・あふぅ・・・こんなの・・・おかしくなっちゃう・・・こんなんじゃ、いけないのに、どんどん気持ちよくなって・・・) 綾香の肉体は、完全に諒に操られていた。
|