ベッドにうつぶせに横たわった状態で尻穴を責め立てられ、綾香はアクメの手前まで追い立てられていた。 膣からは淫らな涎が溢れ、シーツに染みを作っている。 「綾香、いきたいの?」 絶頂を求める綾香の気持ちを読んだのか、諒が耳元に口を寄せ尋ねてくる。 「・・・・・」 綾香は返答に詰まり顔をシーツに押し付ける。 「いかせてほしいの?」 諒は聞こえるか聞こえないかの小声で囁いた。 顔を伏せたまま、綾香は小さくうなずく。 すると諒はいったん体を離した。が、そのまま何もしない。 『おねだり』せねばならないのだ。 綾香は上体を伏せたままゆっくりと腰を上げていった。―――牡に屈服した牝のポーズ――― スリットとシーツの間に長い糸が引く。 幼さを残すぴたりと閉じたスリットからは、濃厚な牝のフェロモンが発せられている。 しかしそれでも諒の動きは無かった。 綾香の手が股間に伸び、淫唇を左右に開いた。膣口がひくつき、とろりと牝汁を排出した。 「い・・・いかせて・・・ください・・・」 綾香は自ら求めた。 本来ならいくらアクメが欲しくとも膣出しを恐れて挿入のおねだりはできないのだが、今日はまだ諒のペニスにはなんの愛撫も加えていない。挿入しても自分より先に諒が達することはないと綾香は考えたのだ。 それこそ挿入後一突き二突きで達しそうほど綾香は高まっていた。 もちろん指や舌での愛撫でも達することはできる。しかし綾香の本能―――悲しき牝の性―――は、男に貫かれて達するのが最も心地良いとわかっているのだ。 「くふふふ・・・おまんこ犯されていきたいんだね・・・」 諒は尻肉を掴む。 綾香の手により唇は大きく開かれいつでも挿入できる。飢えた孔が露出し涎を垂らしながら肉槍を待ち構えていた。 諒は腰を動かし勃起を引っ掛けるように割れ目の下部に当てた。若い勃起は、割れ目を擦りあげるようにして跳ね上がり、愛液の雫を飛ばす。 (いや・・・は、はやく・・・・) 諒は再び筒先をクリの辺りに当てた。 ずず・・・にゅず・・・ 8割ほど皮のかぶった先端がスリットをなぞりあげ、不器用な動きで愛液を絡めとっていく。それだけでも綾香の腰はビクビクと奮えた。しかしこれは、快楽の悶えではなく欲求不満の悶えだ。 先端が膣口の辺りに来ても諒は腰を押し入れようとはせず、またもや素通りして跳ね上がる。 数回割れ目を擦ったあと、ようやく諒は孔を狙い始めた。しかし急角度の勃起は、手を添えねばうまく膣口を捕らえることができないようだ。 綾香はたまらず、割れ目を這いずりまわるペニスを掴んだ。そして、自ら孔に誘導する。―――ドッグスタイルで性器を捧げ、入り口を開き槍を迎える―――明らかに自発的に陵辱を乞う行為だった。 にち・・・ 諒はにやり笑う。着実に調教が進行していることに満足したのだろう。普段の綾香はいまだ諒を拒んでいるが、肉体を火照らせれば理性も溶け堕ちるのだ。 諒はわずかに腰を押し付けた。亀頭が膣口を捕らえる。 「犯すよ・・・」 耳元で囁く。 にゅちぃ・・・ (あ・・・入って・・・くる・・・) 諒は腰をゆっくりと進めていく。 つぷ・・・・にゅるるるぅ〜・・・みちゅ・・・にゅぐるるるうぅ〜・・・ 締まった膣口で包皮が剥かれ、エラを張り出させた肉の楔が綾香の体内に潜り込んで行く。蕩けるほどに潤った蜜壷は、かなりの膣圧があるのにたやすく諒を受け入れていった。 「あ・・・あひ・・・・あぁぁぁぁ・・・・はうぅ・・・」 恍惚の呻きを綾香は漏らした。 ぢゅにぃ〜・・・にぢゅるるるぅ〜・・・ 大きく張り出したエラが閉じた膣穴を押し広げていく。 (すごい・・・・雁が・・・おまんこ擦ってる・・・・気持ちいよぉ・・・) 膣は念願の刺激に打ち震え、腰がびくびくと痙攣する。 「おまんこ気持ちいいの? もういきそうなの?」 じゅぐる・・・にぢゅぅ〜・・・ 「ひぁ・・・お、おまんこ・・・気持ち・・・いいです・・・・い、いき・・・そう・・・」 綾香は正直に心の内をさらけだした。もう一息で高みに達することが出来るのだ。 諒のペニスはまだそれほど刺激を受けていないはずで、膣出しの恐怖もない。 陵辱を受け始めた当初はペニスでいかされることはこの上ない屈辱だったのに、今では膣出しやアナルでのアクメさえ避ければ、綾香は最低限の自尊心を保てる。ノーマルな性行為で達するのは女として当たり前の反応だと心に言い聞かせているのだった。 ぢゅにゅにゅにゅぅ〜・・・・ 諒はわざとゆっくり挿入していた。綾香が勝手に腰を動かして際奥まで挿入しないよう、汗ばんだ尻に指を食い込ませてしっかりとホールドしている。 (は、はやく・・・はふ・・・も、もう少し・・・なのに・・・) 綾香がむずかるように腰を振るわせるたびに、ペニスは逃げ出し挿入が浅くなってしまう。 膣壁を素早く擦られるか、もしくは最奥を突かれるだけで胸の奥の切なさが解消できるというのに、諒はそれを許してくれない。むしろ、猛るけだものを膣に迎え入れたというのに、望みどおりの陵辱を受けることができず、欲求不満は募るいっぽうだ。 「・・・お、おねがい・・・奥・・・まで・・・犯し・・・て・・・・」 我慢できず、綾香は懇願の言葉をこぼした。 「ん〜? 奴隷の言葉とは思えないねぇ・・・・」 ぢゅににぃ・・・にぢゅぅ・・・ ペニスはますます後退していく。今にも膣から抜けてしまいそうだ。 「ご、ご主人様のペニスを・・・・一番奥までいれてください・・・い、いやらしい肉奴隷のおまんこを・・・・ご主人様のペニスでめちゃくちゃにして・・・いかせてください・・・」 諒は浅い位置でスローなピストンを繰り返しながらおねだりを聞いている。 「くふふふふ・・・仕方ないね・・・そこまでお願いするのなら・・・」 諒は尻をしっかりと掴んだ。 ぬぷぅ〜・・・・ そしてゆっくりと腰を引いていく。 エラが抜けるところまで後退する。亀頭の半分ほどが食い込んでいるだけの状態だ。綾香の膣孔は挿入前のようにぴたりと閉じた。 (・・・あぁ・・・くる・・・) きゅぅ・・・ 最高の挿入感を得るため、綾香は膣口を締めた。それは摩擦を高めるためだけではない。―――抵抗しているのに無理矢理貫かれる快感―――性奴としての願望だった。 「いくよ・・・」 諒が勢いよく腰を突き出す。 ぢゅにゅんっ!! 「きゃふぅっ!!」 肉槍が終端に達し、筒先が女の聖域を突き上げると、全身に恍惚の電撃が走り、綾香は甲高い悲鳴をあげた。―――念願の膣アクメ―――。 膣がひくひくと蠢く。 「綾香・・・奥まで入れただけでいったんだね?」 奮える腰を抑えながら諒は言った。 (あぁ・・・・いっちゃった・・・入れただけで・・・・ひあぁ・・・) さんざんおあずけをくっていたのだ。肉欲に飢えた『女』を熱く猛った『男』で突かれ、いともたやすく綾香はアクメ発作を起こしてしまった。 「かわいいよ、綾香。綾香は本当にペニスが好きなんだね・・・」 にゅむるぅ・・・ぢゅにゅぅ〜・・・ そう言って諒は腰をゆっくりと振り、膣をかきまわす。 粘つく愛液が膣内で攪拌される。 軽いアクメだったのでまだなんとか意識を保っているが、膣を擦られるたびにびくびくと腰が震える。 (あふ・・・おまんこ・・・すごい・・・ひゃうぅ・・・) 過敏状態の膣肉を擦られ、次なる絶頂が綾香に迫ってきた。 にゅぐ、ぢゅにゅっ、ずぢゅるぅ〜・・・・ぐぢゅぅっ!! 諒のピストンが少しずつ速くなる。 (おまんこ感じるよぉっ!! またいっちゃうっ!) 「んっ? どうしたの? いきそうなの? 奥を突かれていきたいの? ほうらっ!」 ぐぢゅぅっ!! 「きゃひぃっ!!」 アクメが体の芯を貫く。 「おまんこいくのっ? ふんっ! ふんっ! ふんっ!」 諒は汗ばんだ尻をしっかりと掴み、長いストロークで立て続けに肉の楔を突き立てた。 ずにゅるぅっ!! ぐぢゅっ! ぢゅぶるっ! 「あひぃっ! だ、だめ・・・・きゃうぅぅぅっ!! いくっ! いくぅっ!!」 綾香は体を反らせ、甲高い嬌声をあげて何度も絶頂に達した。 「おまんこいいの!? ほらほらほらっ! 好きなだけいっていいよ! ふっ!ふっ!ふぅっ!」 「ひうっ!! おまんこいくぅっ!」 諒は綾香の背に覆いかぶさり、猛烈な勢いで腰を振った。 泡交じりの粘液が結合部から飛び散り、室内に餓えた牝の匂いを振りまく。 「おまんこいいよぉっ! いくっ! おまんこいっちゃうぅっ!!」 恥語を口にすればさらなる陵辱を受けられるとでも思っているのか、綾香は淫らな言葉を立て続けに放つ。 (おまんこ・・・もっと、めちゃくちゃにしてっ!) 綾香も腰をくねらせ、全身で諒を求めた。 じゅぽっ! ぐちゅっ! ぬぢゅっ! 「ふっ! ふぅっ! ふぅっ! 綾香、いって! 好きなだけいって!」 汗まみれの体を擦り合わせ打ち付けながら、諒は貪欲な孔をえぐり犯す。 肉の楔が牝の性を蹂躙する。 飛び散る愛液が淫らな臭気となり、二人の情欲を高めていく。 (きゃひぃっ! もっと犯してっ! おまんこいかせてっ!) 熱きペニスが綾香を完全に支配する。 ぢゅぷっ! にゅぢゅっ! ぢゅぐりゅぅっ!! 尿道口と子宮口が何度も熱い口付けを交わす。 「いやあぁぁぁっ! おまんこおかしくなっちゃうっ! あひぃっ! いくっ! いっちゃうぅぅぅぅっ!!」 連続絶頂の大波に飲まれ、綾香は意識を失った。
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