激しいアクメによって虚脱状態の綾香を抱きかかえ、諒は部屋に戻った。
火照った体をベッドに横たえると、諒は机の引き出しを探る。
「くふふふ・・・綾香のためにこういうおもちゃを買ったんだよ・・・」
諒の手には長さ20センチほどのスティック状の性具が握られている。
綾香が目を凝らすと、それは複数の球体が連なったものだった。
「これはね、アナルパールっていうんだよ・・・・ふふふ、お尻に入れたり出ししたりして遊ぶんだよ・・・」
おぞましき淫具でのさらなる陵辱を察して、綾香は体をこわばらせる。
「も、もう・・・いや・・・・できない・・・」
「なにをいってるんだ、これからが本番じゃないか・・・実はね、このパール、もう僕が試してみたんだよ。すごく良かったよ・・・綾香も絶対気に入るはずだよ・・・」
そう言って諒はニヤニヤと笑う。
綾香はこれから自分を犯すであろう性具をみつめた。
直径1センチほどの球と直径二センチほど球が交互に重ねられている。大きい球は全部で7つだ。先端には小さめの球が数個付いていて、先に進むほど径が小さくなっていた。
球は真珠のような輝きを放っている。・・・肛孔を辱める美しき真珠・・・。
諒はこれを自分で使ったという。諒の肛孔を犯したモノで、自分も犯されるのだ。
アナルオナニーという行為の存在は綾香も知っていた。だが、まさか諒がそのような事をしているとは思いもよらなかった。
諒が肛門に怪しげな性具を挿入しているところを想像する・・・滑稽であり、恐ろしくもあった。これから、自分も同じような姿で恥辱を受けるのだ。
(こんなの・・・絶対に・・・嫌・・・・)
諒は、そんな綾香の心を見透かすかのように、ニヤニヤと笑っている。
なんの変哲もない樹脂でできたパールだったが、その輝きは、綾香には神秘的なものに感じられる。
綾香の肉体は、パールの持つ魔性に気付いているのだ。
そんなおもちゃで嬲られるというのが、綾香は恐ろしかった。おもちゃの持つ『魔』・・・それで快楽を得るのが怖い・・・。普通の女なら、一生縁のない変態プレイに体が反応してしまう・・・。
しかし、綾香に拒否権はなかった。
「ほら、綾香、お尻をこっちに向けて・・・ローションをたっぷりと入れてあげるから・・・」
先ほどのアクメによる疲労が、わずかに残った抵抗の気持ちを消し去る。諒の命令に服従し、ベッドにうつぶせになる。ゆっくりと尻を持ち上げていく。恥部を捧げるポーズ・・・主人に性を捧げる格好で、綾香は新たなる陵辱を待ち受ける。
この格好をするたびに、綾香は自分の『人間』としての尊厳が崩れていくのを感じる。主に逆らえぬ奴隷の本性が育っていくのを感じる。
「ふふふ、たっぷりと可愛がってあげるからね・・・ほうら・・・」
諒はローションのボトルを掴み、先端を肛孔に差し入れる。
つぷ・・・ぷちゅ・・・・じゅにゅりゅぅ・・・・
「ひぁ・・・・」
冷たいローションが直腸に流れ込む。
「ローションがこぼれないようにお尻の穴締めててね・・・」
言われなくても、反射的に括約筋を締めてしまう。
諒はベッドから離れ、部屋の隅にあった姿見を持ってくる。
「パール入れるとこ、綾香にも見せてあげるね・・・ふふふ、僕も最初はこうやって見ながら入れたんだよ。」
諒は綾香にM字開脚の姿勢を取らせた。体を寝かせ気味にすると、鏡に肛門が映る。
両の穴が露出し、上の穴が淫らな涎を垂らしているのまで見えてしまう。羞恥のあまり膣口に力を入れると、潤んだ穴がきゅっと締まる。それは淫部の卑猥さをますます強調するのだった。
溢れた淫汁が肛孔に垂れていく。
「じゃ、入れるからね・・・」
諒は先頭の小型パールを菊華に押し当てた。
つぷ・・・にゅむ・・・
「くふ・・・」
冷えた球体が潜りこんでくる。最初のパールは小さいため、比較的楽に入っていった。
にゅむ・・・むりゅ・・・
綾香のすぼまりが小型パールを次々に飲み込んでいく。・・・・が、最初の大型パールのところでつかえてしまう。
「綾香、お尻の孔を緩めて・・・・ほら、犯されるときみたいに・・・」
綾香の心に肛姦の屈辱が甦る。・・・小さな孔に、張り詰めた亀頭を押し当てられ、ペニスが無理矢理潜り込んでくる・・・
むりぃ・・・
綾香は排便するときのように肛門をせり出させる。露出した肛肉に、諒がパールをめり込ませ、押し込んでくる。
にゅぐ・・・にぐぐ・・・
「ひぁう・・・だ、だめ・・・こんな・・・大きい・・・・」
「僕の亀頭よりは小さいよ? ほら、がんばって」
綾香のすぼまりは、大玉を拒む。しかし、ローションの潤滑のおかげで、パールは少しずつ孔に入り込んでいった。
にゅぐ・・・むりゅんっ!
パールが半ばまで押し込まれると、今度は一息に肛門の中に消えていった。
「ひゃうっ!」
綾香の口から喘ぎが漏れる。
「くふふふ、まだ一つ目だよ・・・・もっとがんばらなきゃ・・・」
「あぁ・・・いや・・・・」
大玉のすぐ後ろに小玉があるため、肛門が閉まりきらない。それが排便途中のような異様な感覚を伝えてくる。
綾香は反射的に肛門に力を入れてしまう。
「おっと、だめだよ、出しちゃ・・・」
排泄運動に逆らうように、諒はパールを押し込んでいく。
「やぁ・・・あふぅ・・・」
ぬぐぅ・・・・にゅむりゅ・・・
綾香の意に反して異物が体内に侵入してくる。尻孔が怪しげな淫具に犯されている・・・
「ふふふ、最初はつらいけどね、すぐに良さがわかるよ・・・」
しかもこの淫具は、諒の尻孔をも犯しているのだ。
むりゅぅっ!
「いやぁっ!」
諒は強引に二つ目の大玉を押し入れた。
綾香は鏡に目をやり、自分の肛孔からパールが生えているのを見た。
(こんなのに・・・・おしりを犯されるのは・・・いや・・・)
淫具を使ってのプレイ・・・もしこれで快楽を覚えてしまったら、自分でも使用してしまうかもしれない。
専門の淫具・・・それもアナルを嬲る道具でのオナニーなど、変態のやることだ。
だが今の綾香は、自分の肉体が快楽に弱いことを身を持って知っている。
ここで屈してしまったら、いくら心で拒んでも身体が求めてしまうだろう。
だからこそこの調教には耐え抜かなければならない。
「ほらほら、鏡をちゃんと見て。綾香のおしりが、パールを食べてるよ」
そう言いながらも諒はパールをねじ込み続けている。だが、綾香も肛門を締めて抵抗するので、膠着状態に陥っていた。
「こんなの・・・入らないから・・・」
「もう二つ入ったじゃないか。慣れればすぐだよ・・・ほら、力を抜いて・・・」
諒は包皮の上からクリトリスをつまんだ。
「きゃうんっ!」
突然の快楽に綾香は喘ぎをあげた。それと同時に括約筋が緩む。
にゅぐぅ・・・にゅむむむ・・・にゅりゅんっ!!
「ほおら、3つ目入った!」
綾香の恥孔は少しずつ征服されていく。
「くは・・・あぁ・・・ひうっ!」
息をつく間もなく、諒はすぐに次の大玉を押し込んでくる。
綾香はいつしか鏡の中の自分の姿を見つめていた。足を大きく開き、飢えた涎を垂らす膣孔を晒し、排泄孔におぞましき性具を押し込まれる惨めな牝・・・。
そして、視線の焦点は、己の恥肛に集中している。
普通ならば自分では見ることのない孔・・・それも淫らな球体を今まさに飲み込まんとする光景・・・そこから目が離せないのだ。
にぐぐぐ・・・のりゅんっ!
「4つ目・・・・入ったよ・・・・あと3つ、がんばろうね・・・・」
(駄目・・・受け入れちゃ・・・駄目・・・・)
5つ目はなんとしても拒もうと、孔を全力で締め上げる。
諒もパールを捻るように責め立てて来る。
しかし、孔を締めっぱなしにするのにはかなりの力が必要だった。
と、諒が押し込む力を緩めた。
パールの挿入にもそれなりに力が要るのかもしれない・・・と綾香は思い、このチャンスに括約筋を休めようと恥肛を緩め一息つく。
・・・が、諒はそれを狙っていたのだ。
にゅぐぐ!
「いやぁっ!」
緩んだ孔に大玉がめり込んでくる。
・・・むりゅんっ!
「あふぅっ! ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
5つ目を受け入れてしまう。
何度もこじ開けられている孔は、赤く火照り敏感になっている。
息つく間も無く次の玉が攻め入ってくる。
にゅむむ・・・にゅりゅんっ!
「はぅぅ・・・もう・・・やめ・・・・て・・・」
パールは残すところ1つとなった。
これを入れられたら、おぞましき淫具の『味』を知ってしまう。
だが、すでに括約筋は疲労し、ほとんど抵抗もできない状態なのだった。
「あと1つだよ・・・・くふふふ・・・」
・・・・むりゅぅ〜・・・
最後の淫玉が、綾香を征服せんと潜り込む。
必死の精神力で侵入を拒むが、これまでの『戦い』で綾香の肛肉は疲れ切っている。
「だ・・・だめ・・だめよ・・・」
にゅむむ・・・ぬりゅんっ!
全てのパールが赤き菊華の中に消えた。
「くふぅ・・・はぁ・・・ひぅぅ・・・」
腸内に異物を感じ、綾香は呻く。
「ふふふ・・・全部入ったね・・・ほら、取っ手が出てるだけで、元のかわいいアナルに戻ったよ」
諒の言うとおり、鏡の中には控えめな肛門が姿を隠そうとするかのようにすぼまっている。
飛び出した取っ手と、刻まれた皺に残る赤い火照りだけが、卑猥な性具で責め立てられたことの証だった。
「さ、いよいよ本番だよ」
「・・・・ほ、本番って・・・」
諒は応えず、パールの取っ手に指をかける。
「よく見てるんだよ・・・・いくよ・・・」
諒の指に力が入り、パールが引きずり出される。
「あ・・・や・・・いやぁっ!!」
内側から肛門に圧力がかかる。強制排便のごとき感覚に、綾香は思わず恥肛を締め付けた。
「くふふふ・・・抵抗してるね・・・・でも、それが気持ちいいんだよね・・・」
閉じた孔が無理矢理こじ開けられていく。それも、普段犯される時と違い、完全に閉じた状態で内側から力がかかるのだ。
「いやぁっ! 出ちゃう・・・出ちゃうっ!!」
まさに排泄に耐える時の感覚だった。
肛内を満たすローションとパール表面の滑らかさのため、抵抗むなしく大玉が少しずつ姿を現しはじめる。
にゅむぅ〜・・・・むりゅんっ!!
「ひゃうぅっ!!」
パールがひとつ飛び出した。
それとともに、危険な悦楽が綾香の背筋を這い上がる。
(・・・こ、これ・・・駄目っ!)
幾度となく堕とされてきた綾香の直感が、これ以上の責めは受けてはならぬと告げる。
「くふふふ・・・・次いくよぉ〜・・・」
休む間もなく諒は次の大玉を引きずり出そうとする。
「いや・・・だ、だめぇ・・・くふぅっ!」
綾香は鏡を見つめた。
赤く腫れた肛門が引きずり出され、つややかなパールが顔を見せはじめる。
普通の女ならば一生涯目にすることのないはずの、自分の排泄シーンだった。
「いやぁぁぁっ!!」
にゅむるんっ!!
「きゃふぅっ!」
またしても快感が駆け巡る。
いくら抵抗しても無理矢理排泄させられてしまう。
にゅぐぅ・・・・むりゅんっ!
「ひゃうぅっ!!」
間髪いれずに次のパールが飛び出す。
綾香の肉体は完全に排便モードに入り、少しでも気を抜けば全てのパールを一気に排出してしまいそうになっている。
「じゃ、一気にいこうか? いくよぉ〜・・・」
「だ、だめよっ! やめてっ!!」
にゅぐぐ・・・むりゅっ! にゅるぅ・・・ むりゅんっ!!
2つの大玉が一気に飛び出した。
「ひあぁっ!! きゃふぅっ!!」
綾香の快楽のボルテージは一気に上昇し、あと一息でアクメを迎えるとこまで高まる。
しかし綾香は、おぞましい淫具での絶頂だけは避けようと、渾身の精神力でアナルを締め上げパールの脱出を食い止めた。
「ひぅ・・・んはぁ・・・はぁ・・・・」
諒も無理に引き抜くことはしなかったようだ。
「ふふふ・・・がんばるねぇ・・・・ほら、まだあるから、ちゃんと全部だそうね・・・・」
諒はゆっくりと取っ手を引いていく。
にゅぐぐぐぐ・・・むりゅんっ、にゅむるぅ〜・・・・むりゅんっ!
「きゃうぅっ! あひぃっ!」
パールを排泄するたびに綾香は体を震わせたが、なんとかアクメを抑えて全部出すことができた。
鏡に釘付けだった視線が外れ、荒い息をついて肛辱の余韻を静める。
「よし、じゃ、もう一回だね」
「も、もう一回・・・って・・・い、いやよっ!!」
ローションまみれのパールを、諒が見せ付けてくる。
冷たかったローションは綾香の腸内で暖められ、湯気を立ち上らせている。
(これ以上されたら・・・・本当に・・・・)
綾香の視線は、己を屈服させようと迫る淫らな真珠に注がれるのだった。
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