「あん・・・・いや・・・そこは・・・・ひぅっ!」
―――昼休み。校舎裏の一角で少女が呻いた。
腰にかかる黒髪、透き通るような白い肌。頬は桜色に染まっている。
少女は壁に手を突き、足をわずかに開き尻を後ろに突き出していた。
腰にはスカートがなく、下着もつけていない。濃紺のソックスが膝上までを覆い、日の光に照らされた尻の白さを強調している。
スカートと靴は彼女の横に無造作に脱ぎ捨てられていた。
明るい陽だまりの中で腰の周りだけ剥き出しにしている少女・・・・非現実的で淫靡な光景だった。
少女の足の間には、華奢な少年がいた。少年――小林諒――は、少女の尻に顔を埋めている。
オナニーを盗撮されたことによる脅迫、そしてロストヴァージン。少女は蜘蛛の糸に絡め取られるように、少年の性欲に飲み込まれていた。
昨日、屈辱的な二回目のセックスを経験し、今日もまた性奴隷として呼び出された。そして否応なく下半身を剥かれたのだ。
今日の諒は性器への責めを行わずに、執拗に尻の肉を揉み、頬擦りしていた。そして尻肉を割り鼻面を突き入れて禁断の蕾の臭いを嗅ぐ。そこの臭いを知られることは、少女にとってこのうえない羞恥だった。すでに犯されている以上、まだ性器の臭いを嗅がれるほうがましだ。
諒はそんな少女の心を見透かしたように、鼻を鳴らして肛臭を吸い込む。
「綾香・・・・お尻の力を緩めて・・・・」
「そこは・・・・いや・・・・」
少女――藤城綾香が小さくつぶやく。
諒の頼みに逆らうように、細かな皺の刻まれた孔がすぼまる。諒は収縮する穴に対抗し、両手で尻肉を大きく開いた。
綾香は恥ずかしい孔を隠そうとでもするかのように、肛門にいっそう力を加える。皺が中央に寄り、孔が固く締まる。
しかし、力を加えたままではいられないため、時折すぼまりが緩む。綾香は、わずかな隙に付け込まれないよう、またすぐに力を入れ、肛門は再びきつく閉じられる。そして、その肛門の開閉する蠢きは、全て諒の目に晒されていた。
「アナルが・・・・丸見えだよ・・・・ひくひくしてる・・・・かわいいよ、綾香のアナル・・・・すごく綺麗だ・・・・臭いも・・・・少しあるね・・・・」
諒の視線が淫肛に突き刺さる。荒い鼻息がかすかに湿った肛門の粘膜にかかり、恥部の全てをさらけ出しているという事を綾香に伝える。肛門の蠢きなど、綾香本人でさえ見たことがない。しかし、それが綾香の貞操を奪った憎むべき男の目に晒されているのだ。
「舐めてあげるね・・・・」
諒はそう言って舌を伸ばした。
「だ、だめ・・・・」
にゅる・・・・
「んう・・・いや・・・・」
菊の花の外周をを舌先が撫でる。綾香の身体が小さく震えた。
ぬろり・・・・ぬちゅ・・・ねろぉ・・・
舌先が皺のふちをたどり唾液を塗りつけていく。
「やだ・・・そんなとこ・・・・だめよ・・・・・」
尻の滑らかな皮膚から、皺がはじまるぎりぎりのところ、肛門の縁を諒は丁寧に舐めていった。決して中心には触れない。
だが、諒は大量の唾液を舌に乗せて舐めるため、綾香の肛門は滴り落ちた唾液で濡れる。
ぬろぉ・・・・れる・・・ねりゅぅ・・・
右回りに舌が動いたかと思うと今度は左回り、時折尻の割れ目に沿って尾てい骨の方まで上がっていく。かと思うと、蟻の門渡りをくすぐるようにして綾香の快感を高める。執拗な舌の責めにより、綾香の肉体が徐々に緊張を緩めていく。
綾香は歯を食いしばって下半身の違和感に耐える。舌の愛撫によりピリピリとした刺激が子宮に響くと、一瞬気が緩み肛門を守るということを忘れてしまうのだ。
暖かい唾液で肛門付近がマッサージされ、きつくしまった孔が徐々にほぐれていく。
肛肉が少しずつせり出す。しかしそれでも諒の舌は中心部には触れずに、皺の部分ばかりを責めていた。
肛肉の、色素が薄っすらと沈着した部分を、舌がなめくじのように這いずり回る。
性器の愛撫では得られない不思議な快感を綾香は味わっていた。
諒は左手を使い肛門を押し開き、右手の爪で肛肉を軽く引っかく。
かり・・かり・・・
「ひっ・・・」
綾香が小さな呻きをあげ身体を固くした。緩み始めていた菊の花がきゅっとすぼまる。
それまでの柔らかな刺激と違い、鋭い局所的な責めだった。痺れるような快感が波紋のように綾香の下半身に広がった。
とろ・・・・
綾香の太腿を雫が垂れおちる。
すぼまった孔をほぐすように、肛門のまわりに舌がやさしく唾液を塗りこむと、逃げていた肛肉がおずおずと顔を出した。
諒はまたもや中心部を避け周りを舐めまわした。
肛肉が核心部への愛撫をせがみ、ぐっと盛り上がる。
すると諒は再び爪先で引っかいた。
かり・・・
「やんっ!」
綾香が呻き肛門を締める。足が小刻みに震えている。
しかし、すぼまりはすぐに緩み、新しくおぼえた刺激をせがんだ。
かり・・・かりり・・・・
諒は肛肉の要望に応え、愛撫をせがむむき出しの肛門を引っかいてやった。
「あひっ・・・あぁんっ!」
刺激を与えるたびにアナルが引っ込み、すぐに前以上の盛り上がりで粘膜を露出させた。
諒が責めるたびに綾香の首がびくんとはねる。
諒は尻肉をしっかりと割り開いた。そして、口内に唾液を溜める。
むちゅ・・・・
おちょぼ口でアナルにキスをする。肛肉を唇がふさぎ、その間を生暖かい唾液が満たした。
ぬりゅぅ・・・・
「ひゃうっ!!」
舌が孔の中心部をえぐった。
待ちに待っていた愛撫だ。綾香は身を震わせて尻から広がる陶酔感に浸った。
いや、綾香自信は肛門を舐められることに嫌悪を感じている。しかし、身体の方が勝手に反応してしまうのだ。
舌はそれまでの焦らしから一転して、激しい勢いで肛孔に責め入った。
穴を掘り進むかのように舌が蠢く。かと思うと、尻の割れ目に従い素早く上下に舐め回す。
諒の爪は、今度はアナルと性器の間・・・蟻の門渡りを引っかいた。
「あひっ・・・んあっ!」
腰がわずかに落ちる。ひざが曲がり、がに股気味になる。もっと股を開き愛撫を受けようという無意識の行動だった。
ぬりゅぬりゅ・・・ねちゅ・・・くちゅぅぅぅ・・・・ねりゅん!
「あ・・・おしり・・・いや・・・・」
綾香はそう呻くが、前の孔からはとろとろと淫液が溢れ出していた。膣は、自分にも愛撫の施しをもらおうと、入り口をひくひくとわななかせた。
しかし諒は淫性器には見向きもしない。排泄用の孔にのみ、愛を与えてやるのだった。
とはいえ綾香のアナルはまだ開発されてはいない。初体験の時少し愛撫され強引に奪われただけである。今こうして快感を感じても、薄い膜を通しているようで、絶頂には繋がらないのだ。そのもどかしさが綾香をせつなくさせ、もっと楽に快楽を得られる器官から涎を溢れさせる。
唾液を絶えず塗りつけられるため、肛肉がふやけてきた。固かったすぼまりは今やだらしなく弛緩し、肉瘤を盛り上がらせている。
諒は指と舌を駆使し淫肛をほぐしていった。そのテクニックの基本は本やネットで得たものだろうが、アナル開発の経験がないとは思えない動きだった。諒は綾香の肉体が求める刺激を察知し、その要求どおりに責めてやるのだった。
膣からは男を求める淫らな汁がひっきりなしに溢れてくる。綾香の太腿には粘液の筋がきらめき、ソックスにしみを作っていた。クリトリスは赤く尖って責めを待ちわび、膣口はひくひくと蠢き陵辱をせがんでいた。
もはや綾香には、諒がどのようにして舌と指を使っているのかわからなかった。ただただ肛門から広がってくる悦楽の波紋に耐えるしかなかった。
ねちゅ・・・・
諒が肛門を舌責めから開放した。諒は立ち上がり、後ろから綾香に抱きついた。
「綾香・・・お尻を舐めた舌でキスしてあげるね・・・」
「いや・・・」
綾香は顔をそむける。しかし諒は綾香の顔を掴み横に向かせ、強引に唇を奪った。
綾香は諒の舌を受け入れた。そして自分の舌を絡みつかせる。本当は、諒とのキスなど嫌でたまらないが、へたに逆らったらどんなお仕置きをされるかわからない。綾香は、自らのアナルをえぐった舌に奉仕する。
二人の唾液が混じりあう。二枚の軟体生物は、お互いに体を擦り付け、唾液をかき混ぜながら責め合った。口の端から唾液が溢れるが、二人は気にする様子もなくお互いの舌を貪る。
「んむ・・・綾香・・・キスうまくなったね・・・それはそうと、綾香のおまんこ、全然弄ってないのに濡れてるよ・・・どうして?」
「・・・・・・・」
綾香は応えない。
「ほら、なんで濡れてるの?」
諒は指で肛門を弄る。菊の花の周囲をくるくると撫で、ゆっくりと円を小さくしていき中心を突く。唾液が大量についているのですべりがいい。奥までは挿入せず、少し食い込んだところでまた円を描き始める。
「・・・もう・・・やめて・・・・こんなところ・・・・見られちゃう・・・・」
二人の通っている高校は高台に建っている。この校舎は敷地の端にあるため、二人の3メートルほど後ろはコンクリートで固めた斜面だ。もちろんフェンスが張ってあり木も植えてあるが、外の光景はよく見える。つまり向こうからも見えるということだ。
「大丈夫だよ、ここが見える建物は・・・あのマンションだけだ。双眼鏡で覗かないと見えないよ。壁際にいれば下の道路からも死角になっていて見えないしね」
「・・・・誰か・・・来るかも・・・・」
「大丈夫、僕はよくここでお昼ごはん食べるけど、誰も来たことはないよ。ふふふ、でも、誰か来るかもしれないってのが興奮するんだよ・・・・誰か来たって僕は全然恥ずかしくないしね。レイプ被害者という屈辱を受けるのは綾香だけなんだ・・・・ふふふ・・・・」
諒はそう言って指の第一関節をアナルにめりこませた。
ぬにゅぅ・・・
「いやっ!」
「ほら、どうして濡れてるの? 早く言えばおしりは苛めないよ。それに、言えば教室に戻れるかも?」
諒が軽く指を動かす。肛門の入り口から危険な波が広がる。
綾香はしばし口ごもってから言った。
「・・・・舐める・・・・から・・・・」
「どこを?」
「・・・・おしり・・・の・・・あな・・・・」
諒の指がさらに食い込む。
「いやぁ・・・・」
「おしりの穴を舐めるとなんでおまんこが濡れ濡れになるの?」
「・・・・・それは・・・・」
綾香は答えられない。
にゅむむむ・・・・
諒は第二関節の手前まで指を挿入し、中を軽くかき回した。
「や・・・・だめ・・・やめて・・・」
「なんでおしりを舐めるとおまんこが涎を垂らすの?」
何か言わないと諒はますます酷い責めを加えるだろう。綾香は仕方なく言った。
「ぅ・・・か・・・かんじる・・・・から・・・・」
「くふふ・・・・綾香はおしりで感じちゃうんだ? おしり苛められるのが好きなんだ?」
綾香の頬を涙が伝う。
「おしりは・・・・いや・・・・」
「いやなのに気持ちいいんだね? 綾香は、うんちするところを舐められると、おまんこから愛液を垂らすんだね?」
綾香は黙ってしまう。そのとき、綾香の背後でかすかにカチャカチャという音がした。
「涎を垂らすほど欲しがってるものがあるんだよね? 今も綾香のおまんこは大好物を頬張りたくてしかたがないんだよね?」
衣擦れの音がした。諒のズボンが足首まで落ちた音だ。
綾香はまたもや諒の肉体で恥辱を与えられるのかと思うと、体が緊張し固くなる。
ぬちゅり・・・・
諒の指が淫裂を撫でた。
「ひゃうっ!」
綾香は身体を反らし悶えた。緊張が一気に緩む。待ちに待った性器への刺激だ。幼い少女のようなスリットに指が食い込むと、内部で蒸れている小陰唇がまとわりついてくる。諒は焼けるような熱さを感じた。綾香の性器は火照り、自らを『女』にした主人を待っているのだ。
じゅく・・・・にぢゅ・・・・
割れ目に沿って指が動かされる。しかし、諒はクリには触れず、膣口にも指を挿入しない。念願の愛撫は、小陰唇にだけ与えられていた。いや、スリットの愛撫をしながら、諒の親指は肛門を親指の腹で撫で回している。
諒は中指と薬指で割れ目を擦り上げる。愛液が二本の指に絡みつく。
諒の指が動きを変えた。指は蟻の門渡りを通り後ろに下がっていく。そして、あろうことか指先の淫液を肛門になすりつけはじめた。
ぐぢゅ、ぬちゅり・・・・
唾液よりも粘度の高い液体がアナルに塗りこまれる。諒が軽く指を押し当てるだけで第一関節の上まで埋まってしまう。
「どっちに入れて欲しい・・・・?」
諒がそっと耳元で囁いた。
「おしりは・・・・・いや・・・・・」
「こんなに・・・感じてるのに?」
愛液でぬめる指がゆっくりと肛門に侵入する。
「そこはいやなの・・・・・」
「ふふふ、頑固だね・・・・まぁ、ご希望通りおまんこを可愛がってあげるよ・・・・」
諒が両手の親指を恥貝に添えた。綾香の割れ目は一本の縦スジをわずかな毛が覆っているだけだ。外見にそぐわぬ幼いスリット―――シンプルな外見だからこそ、中身に対する期待が高まる。
くぱ・・・・
恥貝が割られ、柔肉に挟まれた泉が姿を現す。鮮やかなピンク色だ。尻や太腿の白さと対照的で、淫肉の生々しさが目立っていた。泉の源はひくひくと蠢いている。諒は小陰唇に指を添えると、膣口を露出させるかのように大きく開いた。
むわぁ・・・
肉欲の臭気が開放される。濡れた孔が丸見えになり、物欲しそうにひくついた。孔が緩むと粘汁がじゅくりと溢れ出す。綾香の体内の臭いが拡散する。蒸せるような女の臭いがあたりに広がる。諒のペニスにどっと血が流れ込み、肉棒は雄々しく天を向いてそそりたった。しかし、その先端にはわずかに皮が被っている。
諒はペニスを掴み、軽く根元のほうに引いた。
それまで雁の部分まで被っていた皮が根元に手繰り寄せられる。
包皮という戒めを失った亀頭は、ぐっとエラを張り出させた。亀頭は真っ赤に充血し、茎には血管が浮き出し脈動している。子供のペニスから、女を屈服させ肉欲の淵に堕とす男の肉槍へと変貌する。
包皮が剥かれたことにより、内部に溜まっていた男の臭気が開放された。
綾香はその臭いを敏感に嗅ぎ取った。貞操を失った記憶を思い出す。肉棒をしゃぶらされ、処女を奪われ、破瓜の血が混じった精液を飲まされたのだ。綾香にとって、諒の恥垢の臭いは屈辱を思い出す鍵だった。そして、それとともに・・・・綾香の肉体は、自らの指での慰めでは得られない愉悦を思い出すのだ。
じゅくん・・・・
綾香の体の奥が疼く。
「ほら、綾香、おしりをもっとあげて・・・・肉奴隷らしくおまんこを捧げるんだ」
諒の屈辱的な命令に、綾香は涙をこらえながら従った。体を反らし尻を突き出すようにして淫器を差し出す。
にちゅ・・・・ぬりゅんっ
諒はペニスの角度を下げ淫器の下端に当てる。そして手を離すと、勃起の力によりペニスが持ち上がり恥裂を撫で上げた。
スリットを潤わせていた淫液が亀頭に絡まる。
にゅむ・・・
いきりたった槍が綾香の入り口に押し当てられる。綾香の身体はすでに受け入れ準備が整っていた。
「綾香・・・・優しく犯してあげるからね・・・・」
にゅぐ・・・
亀頭が淫孔に食い込む。
ずにゅ・・・・にゅぷぷ・・・・
「いや・・・・」
綾香がつぶやく。肉体は女になっていても、心ではまだ男を受け入れることに慣れていないのだ。
そんな綾香の心も知らず、ペニスは潤んだ恥肉を割り裂いていった。
「くふ・・・・綾香の中に入っていくよ・・・・気持ちいい・・・・」
綾香の膣は、望みのモノを迎え入れ、歓喜の涎を溢れさせた。
にゅむ、ずにゅるるるる・・・・
肉襞が亀頭を擦り上げる。
「あ・・・・あぁんっ」
ペニスが最奥に到達し、子宮口を突いた。綾香の口から喘ぎが漏れる。
「ふふふ、もう痛みはないみたいだね・・・・」
諒は軽く綾香の尻を叩いた。汗ばんだ肉が波打つ。指を大きく広げ、尻を鷲掴みにすると、火照った肉が手のひらに吸い付いた。
「綾香・・・いくよ・・・・」
諒がゆっくりと腰を引く。
「ほうらっ!」
ぢゅぷっ!
ペニスが膣肉をえぐる。諒は長いストロークで腰を動かし続けた。
「あんっ! やっ・・・きゃうっ!」
中心を突かれるたびに綾香は嬌声をあげた。
じゅん・・・
子宮が疼き、綾香の体奥から新たな熱い淫汁が溢れ出す。
「綾香・・・おまんこがぬるぬるだよ・・・・僕のペニスはおいしい? ペニスで感じてる?」
「か・・・感じてなんか・・・ひゃうっ! ・・・・ない・・・あんっ!」
諒が突くたびに綾香の腰は悩ましくうねった。
「綾香だって・・・腰を動かしてるのに・・・・」
「そんなこと・・・ない・・・きゃうっ!」
「ふふふ・・・強がっちゃって・・・ほらっ」
諒の手が股間に伸び、クリトリスをつまんだ。
「きゃうんっ! やあぁっ!」
綾香が上半身を反らす。膣がきゅっとすぼまり、ペニスを圧迫する。
「あふぅ・・・す、すごい締まりだね・・・・
「いや・・・もういや・・・こんなの・・・やぁんっ!」
綾香の身体は、心とは別の反応を示した。快楽を抑えようとすればするほど、膣はさらなる陵辱をせがみ涎を溢れさせる。そして身体の中心から広がる熱い波紋が、綾香の脳を痺れさせる。綾香は理性にしがみつこうとするが、それは荒海に揉まれる小船のような頼りなさだった。
諒は綾香の反応を巧みに操り、絶頂を迎えさせないようにしていた。
「ほうら、ほうら、ふふふ・・・向こうのマンションから、だれか双眼鏡で覗いているかもしれないね?」
「いやぁっ! ・・・もうやめて・・・・誰かきちゃうっ!」
綾香は人に見られるかもしれないということを再び意識した。それとともに膣の締まりが増す。
「くふぅ・・・綾香の体は・・・喜んでるみたいだよ?」
「いやよぉ・・・・」
綾香の膣内は濃い愛液で満ち溢れ、ペニスがそれを攪拌していた。膣口では溢れた愛液が細かな泡を作っている。諒が腰を打ち付けるたびに二人の股の間に若い欲望の糸が張った。そしてその糸は、諒のピストンの度に増えていった。いや、諒のピストンだけではない。今や、綾香の腰もリズミカルに動いているのだ。
「や・・・だ・・・あんっ・・・・もう・・・だめぇ・・・ひゃうっ!」
綾香の声に淫らな喘ぎが混じる。まだ挿入してそれほどたっていないが、アナル責めによりしばらく焦らされていたため、感度が上がっているのだ。
「ふふふ、綾香、一度いっておいたほうがいいみたいだね?」
「いや・・・・やめて・・・ひうっ! ・・・だめ・・・やぁんっ!」
諒のペニスで絶頂を迎えるという恐怖が綾香に迫っていた。こんなレイプは嫌でたまらないのに、男の諒よりも先に達してしまうのだ。綾香の性知識では・・・・いや、一般的な常識としても、女より男のほうが達しやすい。それなのに、無理矢理犯されている自分のほうが快楽を得ているのだ。
「いや・・・だめ・・・あんっ! いっちゃう・・・それ以上・・・・いやあぁぁっ!」
綾香は絶頂一歩手前まできていた。心では否定しているのに、腰はいやらしくうねっている。いきたくなければ動きを止めればいいのに、そうはできなかった。
ところが、綾香の懇願に応えたのか、諒のほうは腰の動きを止めた。
「いっちゃいなよ・・・・ふふふ、綾香はクリトリスでオナニーするんだっけ? それともアナルかな? 好きなほうを弄ってあげるよ」
今クリを弄られれば瞬く間に達してしまう―――綾香に残ったかけらほどの理性がそれを拒んだ。
「だめ・・・だめぇっ! いじっちゃいやぁっ! クリトリスだめぇっ!」
またしても綾香の頼みを聞いたのか、諒の手がアナルに伸びる。
つぷる・・・・
淫肛に指が差し入れられる。
「あうっ・・・や、やだ、そんなところで・・・・」
「ふふ・・・そんなところでどうしたのかな?」
指が淫らな蕾を出入りする。
「そこは・・・いや・・・あんっ!」
綾香は肛門でフィニッシュを迎えるのがいやなのだろう。
しかし、綾香の肉体にとっては、どこに快楽を与えられようと関係なかった。間近に迫った絶頂さえ迎えられればいいのだ。動きを止めた諒のかわりに、綾香の腰はいやらしくうねり、膣は脈動しながらペニスの感触を味わっていた。
「綾香はクリトリスがいいの?」
「いや・・・・クリトリスいや・・・・いっちゃうから・・・・」
くにゅ・・・
赤く充血した突起がつままれた。
「ひゃうっ! クリトリスだめなのぉっ!」
クリが指に挟まれただけで電撃のような快感が綾香の体を駆け巡る。
そして、諒の指により陵辱されているアナルから、別の種類の悦楽が広がり、快感に耐える気力を奪う。
「綾香・・・・いかせてあげるよ・・・」
こりゅっ!
クリが捻り上げられる。
「いやあぁぁぁぁぁっ! いっちゃうぅぅぅぅっ!!」
快楽の大波が綾香を襲い、一瞬頭が真っ白になる。
綾香は淫らなクリと肛門に理性を崩され、アクメを迎えた。
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